ダイヤル式?シリンダー式?金庫の開け方徹底解説!
金庫が突然開かなくなってしまった!
そんな経験はございませんか?
すぐに使用したいものを金庫に入れていて、突然金庫が開かなくなると焦ってしまいますよね。
金庫にはダイヤル式やシリンダー式、さまざまなものがあり開き方もケースにより異なります。
なので、その違いや開け方をあらかじめ覚えておけば、いざという時に冷静に対処ができるかもしれません。
そこで今回は種類別に開かない金庫の開け方とその原因についてを徹底解説します。
種類別!開かない金庫の開け方
金庫には大きく分けてダイヤル式とシリンダー式の2種類がありますが、ここではケース別で開け方について解説します。
ダイヤル式の場合
まず一般的なダイヤル式の開け方の手順についてご説明します。
(右に5、左に9、右に15、左に10の場合)
1.解錠する前に右か左に4回以上回し、「ダイヤルの番号リセット」を行う。
2.ダイヤルの他に鍵が必要な場合は、鍵を差し込む。
3.ダイヤルを右に回して、『5』の位置に4回合わせる。
4.ダイヤルを左に回して、『9』の位置に3回合わせる。
5.ダイヤルを右に回して、『15』の位置に2回合わせる。
6.ダイヤルを左に回して、『10』の位置に1回合わせる。
7.鍵を回して扉を開ける。
上記の手順で開くことができます。
ダイヤル式には「キングダイヤル式」もある
ダイヤル式の金庫には「キングダイヤル式」というものもあります。
これは通常のダイヤル式とは違い数字を合わせる際に回す回数が一度だけで済むというものです。
つまり、キングダイヤル式手順であれば、
1.解錠する前に右か左に2回以上回し、「ダイヤルの番号リセット」を行う。
2.ダイヤルを右に回して、『5』の位置に1回合わせる。
3.ダイヤルを左に回して、『9』の位置に1回合わせる。
4.ダイヤルを右に回して、『15』の位置に1回合わせる。
5.ダイヤルを左に回して、『10』の位置に1回合わせる。
上記の手順で開くことが可能です。
ご家庭にあるダイヤル式金庫の開け方がどちらのタイプかをあらかじめ確認しておきましょう。
シリンダー式の場合
シリンダー式はダイヤル式と違い鍵を利用して開錠する金庫です。
そのため、正しい鍵を鍵穴に差し込み回転させるだけで開錠をすることができます。
ただし、シリンダー式+ダイヤル式の「ダブルロックタイプ」は鍵だけでなくダイヤルを操作する必要もあるので注意しましょう。
金庫の鍵が開かない原因とは?
ここではダイヤル式とシリンダー式のケースに分けて開かない原因について説明します。
ダイヤル式の金庫が開かない原因
開かない原因はさまざまですが、下記が一般的なものです。
・ダイヤルリセットを行なっていない
・ダイヤル式の開け方を手順通り行えていない
・通常のダイヤル式とキングダイヤル式を間違えている
・番号をうまく合わせられていない
・番号自体を間違えている
上記の可能性が考えられます。
そのため、まずはご家庭の金庫がダイヤル式かキングダイヤル式かを確認し、正しい番号かを確認するようにしましょう。
シリンダー式の金庫が開かない原因
下記がシリンダー式の金庫が開かない一般的な原因になります。
・鍵を紛失してしまっている
・正しい鍵を使用していない
・鍵穴がサビや汚れで損傷している
上記の原因が考えられます。
鍵を鍵穴に差し込んでも回らない場合、正しい鍵でないかサビやホコリで鍵穴が損傷している可能性が高いので、鍵の確認や鍵穴専用の潤滑油を使用し改善しましょう。
どうしても金庫の鍵が開かない時は業者へ依頼しよう!
どうしても自力で金庫を開けることができない場合は、専門の業者に依頼することをお勧めします。
業者であれば専門知識や適切な道具を持っているため、速やかに金庫を開けてもらうことができます。
ただし、業者の中には相場以上の料金を請求してくる業者も存在します。
金庫を安全に開けてもらうためにも口コミや評価などをよく確認し、見積もりも正確に出して貰える信頼のできる業者に依頼をするようにしましょう。
ダイヤル式・シリンダー式金庫の開け方まとめ
ダイヤル式、シリンダー式のケース別に金庫の開け方について説明しました。
ダイヤル式にも通常の開け方とキングダイヤル式があるため、ご家庭の金庫がどちらのタイプかをよく確認することが大切です。
また、鍵の紛失など自力で開けることができない場合は専門の業者に依頼をするのがおすすめです。
金庫が開かなくなっても焦らずに、正確な開け方を確認して対応するようにしましょう。