曲がった鍵の直し方!原因から曲げない予防策まで
鍵が突然曲がってしまった!歪んでしまった!
そんな経験はございませんか?
一般的には金属でできていて頑丈な鍵ですが、不意に力がかかった時などに曲がってしまう事があります。
そうなった時でも使い続けても良いのでしょうか?また、直すことはできるのでしょうか?
そんなお悩みの方のために、ここでは鍵が曲がった時の原因から対処法、予防策までを解説します。
鍵が曲がる原因とは?
鍵が曲がってしまう原因はさまざまありますが、主な原因は以下の通りです。
温度の変化
鍵が曲がるケースの中でも多いのが、鍵が高熱になることにより起こる「熱膨張」です。
よくあるケースとしては、夏日の車の中に鍵をおいたまま放置するものです。
温度の変化により金属は膨張・収縮するため、高熱になったものを冷やすと急激な温度の変化のために鍵が歪んだり曲がったりしてしまう事があります。
そのため、基本的に鍵は直射日光が当たらない場所においておくようにしましょう。
強い力がかかってしまう
鍵に強く力がかかることも曲がる原因になります。
基本的に鍵は頑丈にできていますが、後ろのポケットに鍵を入れたまま椅子に座るなどしたとき強い力がかかり曲がってしまう事があります。
頑丈だからといって乱雑に扱うようなことはせず、細心の注意を払うようにしましょう。
鍵の素材や製造方法
鍵の素材や製造方法によっても曲がりやすさは異なります。
一般的には、安価な鍵や弱い素材を使用した鍵は曲がりやすくなる傾向があります。
よくあるケースとしては、安価に作成したスペアキーがふとした衝撃でまがってしまうことです。
そのため、鍵の曲がり歪みが心配であれば、スペアキーの作成でも金属の素材にこだわりましょう。
鍵が曲がった時の対処法
それでは、鍵が曲がってしまったときにはどうすれば良いでしょうか?
結論から言うと、曲がった鍵を完璧に元通りにすることはできません。
鍵は一度変形してしまうと金属疲労を起こし折れやすくなってしまいます。
そのため、たとえペンチなどで無理やり元通りの形にしたとしても、使用するのには常にリスクが伴います。
そのため、鍵穴の中で鍵が折れたりしないように自分で修理は行わないようにしましょう。
以下は、鍵が曲がってしまった時の対処法です。
業者に修理、交換を依頼する
鍵が曲がったり歪んだときには業者に依頼をして修理を行う必要があります。
信頼のできる業者に連絡し、鍵の交換や鍵穴から新しい鍵を作成するようにしましょう。
開錠できるならそのまま利用する
鍵の持ち手だけが曲がっているなどの軽い症状で通常通り開錠できるようであれば、一時的に利用を続けても問題ありません。
ですが上記で説明した通り、鍵が中で折れてしまうなどのトラブルに繋がる可能性があります。
鍵の利用は一時的だけにして、早めに交換を依頼するようにしましょう
鍵を曲げないようにする予防策
鍵が曲がることを予防するには、以下の予防策を実施しましょう。
安価な鍵を選ばない
鍵を購入する際には品質の良い鍵を選ぶようにしましょう。
信頼できるメーカーの鍵や高品質な鍵を選ぶことで曲がるリスクを減らす事ができます。
慎重に鍵を取り扱う
鍵を使用する際には力のかけ方や角度に注意しましょう。
ポケットの中に入れたままにしないなど、乱雑に扱わないよう注意を払いましょう。
温度の変化に注意をする
車の中や直射日光が当たりやすい窓辺など、急激な温度変化がある場所には置かないように気をつけましょう。
上記3点を守ることで鍵が曲がってしまうリスクを軽減する事ができます。
曲がった鍵の直し方まとめ
一度鍵が曲がってしまうとそれを真っ直ぐに戻して使うことはできません。
そのため、自分で修理を行おうとはせず鍵専門の業者に相談し、適切に対処するようにしましょう。
また、鍵が曲がってしまう原因にはさまざまありますが、多くのケースとして熱膨張や力が強くかかることによる歪みがあります。
日頃より鍵の取り扱いに注意し、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。