ドアノブの交換方法をDIYで解説
ドアノブが壊れたり古くなった場合、自分で交換することが可能です。DIYで行えば費用を抑えられるうえ、自宅のドアを簡単にリフレッシュできます。この記事では、ドアノブをDIYで交換する方法や必要な道具、注意点について詳しく説明します。
ドアノブ交換に必要な道具
以下の道具を準備しましょう。
- プラスドライバーまたはマイナスドライバー
- 六角レンチ（必要に応じて）
- 新しいドアノブ（既存のドア穴に合ったサイズを選ぶ）
- メジャー（穴径やネジの間隔を測るため）
交換可能なドアノブの種類
DIYで交換できるドアノブは以下のタイプが一般的です。
- 円筒錠: 鍵付きの丸いドアノブ。住宅やオフィスに多い。
- レバーハンドル: 押し下げるタイプのドアハンドル。バリアフリー住宅で使用されることが多い。
- 引き戸用ノブ: スライドドアに取り付けるタイプ。
ドアノブ交換の手順
1. 既存のドアノブを取り外す
ネジを緩める
- ドアノブの根元にある取り付けネジを確認します。
- プラスドライバーまたはマイナスドライバーを使い、ネジを緩めて外します。
ドアノブを取り外す
- ネジを外した後、ドアノブを引き抜きます。
- 内部にあるラッチ（ドアを固定する部品）を取り出します。
※ラッチを固定しているネジがあれば、それも取り外してください。
2. 新しいドアノブを取り付ける
ラッチを取り付ける
- 新しいドアノブに付属しているラッチをドアの穴に差し込みます。
- ラッチの位置を調整し、付属のネジでしっかり固定します。
ドアノブを取り付ける
- ラッチに新しいドアノブをはめ込みます。
- 内側と外側のドアノブを連結するように取り付け、付属のネジを使って固定します。
ネジを締め直す
- ドアノブが動かないよう、すべてのネジをしっかりと締めます。
- 取り付け後、ドアノブがスムーズに回転するか確認します。
3. 動作確認
- ドアノブを回してラッチが正しく動くか確認します。
- 鍵付きの場合、鍵が正常に動作するか試してみてください。
DIYでの交換時3つの注意点
1. ドアノブのサイズを確認する
交換するドアノブのサイズや形状が、既存のドアに適合していることを事前に確認してください。
- ドアの穴径やラッチのバックセット（ドアの端から穴の中心までの距離）を測る必要があります。
2. 安全対策を取る
- 作業中はドアが閉まらないよう、ドアストッパーを使用すると安全です。
- ネジを落とさないよう注意し、必要に応じて磁石付きドライバーを使いましょう。
3. 無理に力をかけない
取り外しや取り付けの際、部品が硬い場合でも無理に力をかけると破損する恐れがあります。慎重に作業してください。
DIYが難しい場合
特殊なドアノブや複雑な鍵機構の場合、DIYでは難しいことがあります。その場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
- 業者依頼の費用目安: 5,000円〜15,000円（部品代別）
ドアノブ交換にかかる費用の目安
- 一般的な円筒錠: 1,500円〜3,000円
- レバーハンドル: 3,000円〜8,000円
- 高機能タイプ（スマートロックなど）: 10,000円〜30,000円
まとめ
ドアノブの交換は、適切な工具と手順を守ればDIYで十分可能です。自分で作業を行うことでコストを抑えつつ、新しいドアノブに交換できます。ただし、特殊なタイプや作業に不安がある場合は、専門業者への依頼を検討してください。交換後は定期的にメンテナンスを行い、快適に使用できる状態を保ちましょう。
